アメリカでエンジニアリングを学ぶ理由

アメリカでエンジニアリングを学ぶ理由


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工学関係の職業は、またたく間にアメリカで最も需要の高いものの一つとなりました。工学を学ぶのにアメリカほど適切な場所はありません。

「どのように?」という言葉には、さまざまな文章を当てはめることができます。椅子はどのようにして人を支るのか? 携帯電話やインターネットで世界中の人と話せる仕組みはどのようになっているのか? コップの中の水はどのようにしてきれいになったか? これらの質問一つ一つに対する答えはそれぞれ異なったものですが、すべての質問に共通するシンプルな説明が一つあります。それが工学です。

世界のどこにいようとも、工学の確かさは普遍的です。今日、エンジニアたちはあらゆる問題に対する解決方法を開発し、スマートフォンから世界の最も深刻な問題の解決まで、すべてにわたる最新技術を構築しています。技術の急速な進歩と天然資源の不足によって、エンジニアに対する需要はかつてないほどに高まっています。

工学の学位を取得する目的は、学生によって異なることでしょう。例えば、成功して高給の仕事に就きたいという人もいます。地域振興とより良い未来をコミュニティーに持ち帰りたいと思う人もいます。また物事はどのような流れで動いていくのかということに対する純粋な興味心から現場に惹かれる学生もいます。

動機はそれぞれかもしれませんが、アメリカで工学を学ぶための熱意は同じです。 工学の分野における学士、修士、博士の学位を取得するために渡米する留学生は、年々増えています。

「Open Doors Report」2010年11月号によると、135,592人の留学生がアメリカの工学課程に入学しています。工学は留学生の中で最も人気の高い専攻の一つになっているのです。

ニューヨーク州立アルフレッド工科大学 機械工学技術プログラム

アルフレッド工科大学では、次世代を担うエンジニアである学生たちが、機械装置のデザインや設計から解析や設定にいたるまで、様々な実践的学習体験を通して学んでいます。また、学生たちは、エンジン、全エネルギーシステム、コンプレッサー、送風機、制御システムなどを使って授業に取り組んでいます。

アルフレッド工科大学では、授業以外の場で応用的な学習体験も多々提供しています。例えば、毎年開催されるベーシック·ユーティリティ·ビークル(BUV)設計大会など大学対抗で行われる全国レベルの大会に定期的に出場してそのスキルを披露しています。

全米のカレッジや大学から集まった学生たちがチームとなって、まず、発展途上国で使用できるよう相応の予算内で設計したシンプルかつ頑丈な車両BUV車を作り上げます。そして、学生たちは、その車両の車両設計技術や耐久性を評価する検証テストを受けます。

ニューヨーク州立大学機構(SUNY)特別教育教授でありかつて工学·電気工学部の部長であったエドワード·テザック博士は「このプロジェクトは、実社会で実際に起こりうる将来学生が直面するであろう環境への対応、つまり、アルフレッド工科大学の教育で重点においている課題解決型学習に沿っています」と言っています。

高性能のポンプ装置を作る部門では、他のチームの半分の時間で完成させたアルフレッド工科大学チームが革新最優秀賞を受賞しました。

最近の大会ではパデュー大学が優勝を狙う中、アルフレッド工科大学BUVチームが3大会連続で優勝をしています。さらに、3大会連続優勝のみならず、同チームは2006年の初参戦後、4大会連続で2位入賞を果たしています。

ニューヨーク出身で機械工学技術を専攻している学生ミッチェル·ロジャーズは「チームのメンバーそれぞれが能力を発揮してやるべきことをやって大会を終えました」と言っていました。

アルフレッド工科大学機械工学技術プログラムでスキルや知識を身につけて実践的な体験をすることで、同大学の卒業生はエンジニアリング関連産業分野で機械技術者や専門家として活躍できるようになります。

Oxbo International Corporation社人事問題専門家の人事部長ジェニファー·C·ギャンジは「アルフレッド工科大学の(卒業生の)勤労意欲や知識、そして、彼らの能力が有意義な形で当社のエンジニアリング部門に貢献していることに感服させられます」と語っています。

アリゾナ州立大学 Arizona State University

「アメリカの高等教育−それは学生が享受できる最もレベルの高い教育です」と語るのは、アリゾナ州立大学工学部(Ira A. Fulton School of Engineering)のグローバルアウトリーチ副所長、Octavio Herediaです。

アメリカが世界でも最高の高等教育システムを提供していることは誰もがよく知っていることですが、工学プログラムにおいては、研究に関われるという事実が多くの留学生をアメリカに惹きつけています。

「学生たちは優れた研究を探し求め、それに携わりたがっています。ASUはまず彼らに研究を体験させます」とHeredia副所長は説明します。

フェニックス近郊にあるアリゾナ州立大学の学生は、先端研究や開発プロジェクトに携わるのに3年生や4年生になるまで待つ必要はありません。カリキュラムは学生が初日からエンジニアとして物事をとらえられるように設定され、教室での授業とプロジェクトとがバランスよく組み合わされた理論の基礎コースでは、学生が批判的、また創造的に考えられるようになっています。全米技術アカデミー(National Academy of Engineering)、全米科学アカデミー(National Academy of Science)、およびノーベル賞受賞者のメンバーを含む世界的に著名な講師陣が学生を指導し、やる気を起こさせます。これらの教授の多くも、かつてはアメリカでの留学生でした。

アリゾナ州立大学工学部には、コンピューター、航空宇宙学、電気、生物医学など20の工学学位課程があり、学士、修士、博士課程が設けられています。 課外では、工学における個人指導や個別アドバイス、インターンシップを利用することができ、ボーイング、インテル、ジェネラルダイナミクスをはじめとした各企業でインターンを行うことができます。また、マイクロソフト主催のImagine Cupなど、技術コンテストに参加できるチャンスも多くあります。

近年、アリゾナ州立大学の学生が受賞した発明は、Imagine Cup’s U.S.の最終戦に進出しました。彼らが発明したのは、カメラとタッチスクリーンの技術を用いて、視覚障害のある人が授業のノートを取れる様に設計された装置です。 学生のプロジェクトは、工学ができること、つまり、世界の大きな課題の解決に貢献するという完璧な一例といえます。

ピアスカレッジ Pierce College

ワシントン州タコマのピアスカレッジは、4年制大学に比べると規模の上では小さいかもしれませんが、工学プログラムにおいてはひけをとりません。コミュニティーカレッジの工学部の学生は、学士課程の前半2年間で、物理学原理や数学を活用し工学概念や手法を修得することによって、工学の基礎を学んでいきます。 アメリカの多くの工学プログラムと同様に、ピアスカレッジの学生も、土木工学、機械工学、航空工学、材料工学、電子工学、コンピューター工学、化学工学、医用生体工学など、多くの分野から専攻を選ぶことができます。クラスが少人数制のため、数学と物理学の最上級クラス、そしてその後に履修する静力学、動力学、材料力学、熱力学のクラスで、学期の始めから講師からの行き届いた指導を受けることができます。これが、ほかのカレッジと大きく異なる点です。

最初の1、2年目で、工学の概念の難しさに学生が授業についていけず、自信を失ってしまうこともしばしばあります。しかし、少人数制のクラスでなら、講師がそのような学生を即座に見つけ出し、その学生のニーズにあった対応をすることができます。

「私の目標はいつも、専門的なプログラムにおいてカレッジレベルの学校で教鞭をとることでした。学生が学業面で成功するのを手助けできることを、本当にすばらしいと思います」と、同カレッジ工学部コーディネーターであるKenneth Schroederは語ります。 ピアスカレッジで2年間の準学士課程を修了した学生は、4年制大学へ3年生として編入します。同カレッジの卒業生は、the University of Washington やWashington State Universityなど、ワシントン州の大学の工学部に直接受け入れられています。留学生は、Purdue University、Rutgers University、the University of Idaho、University of Oregon、the University of Californiaへも編入しています。

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