オプショナル・プラクティカルトレーニング(OPT)とアメリカの会社でのインターン

オプショナル・プラクティカルトレーニング(OPT)とアメリカの会社でのインターン


インターンシップのある学校

アメリカの会社での実習を希望している留学生が、ますます増えています。

オプショナル・プラクティカル・トレーニング(OPT)は、勉強したことを活かして、アメリカの会社で仕事をすることです。アメリカ政府の移民局(USCIS)によって認められているので、F-1のビザを持っている学生はOPTによって、アメリカで働きながら学んだことを活かすことができます。

留学生は、最低9か月の学習をした後、OPTとして働くことができます。(期間は通常、12か月ですが、修士課程か博士課程に進んだ場合は、12か月の延長ができます。)OPT就労は在籍中も卒業後もでき、フルタイムもパートタイムも許可されています。OPTのために就職の内定は必要はありませんが、専攻に直接関係した仕事でなければなりません。

また、フルタイムは卒業後に許可されますが、オプショナル・プラクティカル・トレーニングとして、在籍中は夏休みなどの大学が休みの時期には許可され、パートタイム(週20時間以内)は授業のある期間でも許可されています。

アメリカ合衆国国土安全保障省の2008年の条例によって、科学、技術、工学、数学、または下記の専攻をして学位を取った留学生は、OPTの就労期間を29か月まで延長することができます。

  • 保険数理学
  • 応用コンピュータサイエンス
  • 工学
  • 技術工学
  • 生命科学
  • 数学
  • 軍事技術
  • 物理科学

就労期間の延長には、留学生の勤務先が、移民局 (www.uscis.gov) のE-Verifyプログラムに登録する必要があります。E-Verifyとは、移民局と 社会保障庁の連携で設立され、新従業員がアメリカで働くために必要な条件を満たしているかどうかを確認するためのプログラムです。

OPTの取得に必要な9か月の学習を終了していない留学生は、UC Berkeley Extension’s International Diploma Program (IDP) で、わずか4か月の学習終了後、インターンシップとして働くことができます。

留学生は、経営管理学や財政学、グローバル経営管理学、マーケティング、プロジェクト管理学などの4か月プログラムを選択することができます。このプログラムで、MBAプログラムよりも早く学問とインターンシップを組み合わせた機会を得ることができます。IPDにのプログラムには世界中の留学生が学んでいます。中にはビジネス関係の就職を予定している若い専門家や大学院生などいます。IDPのインターンシップでは、広告業、娯楽業、財政・金融、ヘルスケア、ホスピタリティ、国際貿易、マーケティング、広報、電気通信などさまざまな業界で行うことができます。最近のインターンシップは、Ballena Technologies、Bayer Healthcare LLC、Comcast Spotlight、Shaklee Corporation、Siemens、Voleon Capital Management LP、Westin St. Francis Hotelなどで行われています。インターンシップが最良の経験になるように、多くの場合、大企業よりも中小企業が選択されています。

IDPのインターンシップ・コーディネーターは、履歴書の作成方法や面接対策を指導したり、インターンシップを主催している会社を紹介する「就職フェアにも参加して、留学生サポートします。インターンシップに就いた後は、IDPのインストラクターが、留学生の学習プログラムに適合しているかどうか確認したり、IDPの監督者が、留学生の学習状況や出席率に問題がないかどうかを確かめます。インターンシップは学習課程の一部なので、IDPの留学生はインターンシップを行っていたとしてもフルタイム学生として認定されています。多くの留学生は「管理および経営専門課程」という12か月のプログラムに進み、その後、12か月のOPT取得を可能にします。このような方法で、アメリカでの就労経験を積むことによって就職の機会がより多くなります。グアテマラ出身のGenoveva Alfonzo La Placaさんは、経済学と国際ビジネスの学士号取得、2年前にIDPに入学しました。

「IDPのおかげで、私は金融業界を徹底的に理解することができた上に、財政や金融に対しての単なる関心を情熱に変えることができました」とAlfonzo La Placaさんは言っています。

就職の強みとなったのは、IDPのインターンシップとIDPで学んだ財政学の2点だとLa Placaは言います。彼女は昨年、ニューヨークの大手ヘッジファンドの管理者に昇進し、当ファンドの最高財務責任者(CFO)や投資者達と一緒に働き、活躍しています。

「ヘッジファンドに携わることなんて、想像だにしなかったのですが、数百万ドルの巨額の株取引を調べたりして、株市場のことに熱中してきたのは事実です。」とAlfonzo La Placaさんは話します。

シアトルの近くにあるBellevue Collegeのインターナショナル・ビジネス・プロフェション・プログラムには、話し言葉と書き言葉によるビジネスコミュニケーション、現代の諸問題、英語学習などのほかに、マーケティング、経営、コンピューター、プロジェクト管理、プログラムアニメーション、インテリアデザイン、国際ビジネス、医療用語、ミクロ経済学など経営関係の科目があります。インターンシップ斡旋、職場の英語、見学の授業では、留学生はプレゼンテーションや面接のスキルを学びます。

このプログラムのクライマックスが、地元企業でのインターンシップです。

「インターンシップの経験を通して、英語とアメリカ経営の知識を身に付けただけでなく、自分の夢を叶えるための道を歩んでいく自信もできました。私の一生の大きな変わり目となりました」と、映画プロモーターで働いた日本出身の鈴木さえさんは言います。

また、同じ日本出身の上野つばささんは、もともとホテル経営に関心がありましたが、NPOのJubilee Reachでインターンシップをした結果、専攻を教育に切り替えました。自分に合った専攻がわかったのはアメリカで「思い切ってやってみたからだ」と断言しています。

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